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東電、今期経常益過去最高の3600億円に=原発再開で燃料費削減

電力10社の9月中間、猛暑効果で原油高吸収
 電力10社の2004年9月中間連結決算が11日、出そろった。記録的な猛暑で冷房需要が急拡大し、原油高を吸収。北海道電力を除く9社が経常増益となった。10月から電気料金を下げた東京電力に続き、2005年1月から東北電力など3社が追随し、猛暑効果を顧客に返す。
 10社合計の販売電力量は前年同期比5%増の4381億キロワット時。相対的に採算が良い家庭向け販売が大きく伸び、利益上乗せに貢献した。関西電力では、美浜原子力発電所の事故で100億円のコスト増要因が発生したが、猛暑の恩恵の方が勝った。
 合理化も効いた。年金制度や人員を見直し、10社で人件費を1割圧縮した。削減額は合計で984億円にのぼる。設備投資を抑え、減価償却費は3%減った。
 経常増益率が最も大きかった東京電力では、原子力発電所の稼働率が66.9%と、トラブル隠しの影響があった前年同期(18.4%)から大幅に回復した。原油の調達を控えたうえ、円高で燃料費支出が減った。 (

 10月から電気料金を下げた東京電力に続き、2005年1月から東北電力など3社が追随し、猛暑効果を顧客に返す。 円高で燃料費支出が減った。ということです、日経平均が8000円台であった時、堅調な値動きをしたのがこの電力株です、サマーストックという性質を持ち、配当取りの動きのある銘柄ですが、円安、金利高の時には燃料費支出の増加と借入金の金利上昇による収益の圧迫があるので要注意です
by htdwge8g2000 | 2004-11-11 21:28 | ニュース・評論
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